突然ですが、「かわいいね~、きれいだね~」って、女性に言えますか?
女性は女性同士での褒めあいコミュニケーションに慣れています。男性からしたら驚くかもしれませんが、常日頃から褒められるのが普通なんです。なのでデート相手の男性から褒められないと、「私のこと、気に入らなかったかな?」と不安になっちゃうものなんですよ、なんだかんだで。
かと言って、気持ち悪い褒め言葉を貰おうもんなら話は別。
一瞬で女子会のネタと化してしまいます。褒めなきゃいけないのは分かったけど褒め方が分からない、変態チックな褒め方になったらどうしよう・・となったあなた!褒め慣れていないあなただからこそ出来る、女性の心に響く褒め方を伝授しましょう。
変質者へまっしぐら!?モテ本は今すぐ捨てて!
男性向けの婚活本・モテ本にも、女性の褒め方ノウハウが掲載されていますよね。ちょっと見てみましょう。
ふむふむ、
“「髪きれいだね」と言って頭をぽんぽんする”
“「爪きれいですね」と言って手をとる”
・・・・・・・・・・・・。黙祷を捧げてしまいました。
好きな人からされればいいんでしょうけど、あなたがたのような普通のオッサンにされたらと思うと即!通報ものです。犯罪者になりたくないですよね?!
ならば、正式なお付き合いにいたるまで、相手の身体には絶対に触れず、もちろん性的な印象を受ける褒め方も謹んでください!
まずは性格・ライフスタイル・センスを褒めろ!
具体的な褒め方を言いましょう。
女性って案外、美人もブスも、内面を褒められたいんだろうな、と私は思います。顔面に自信のない女性にとって見た目に関する話題は注意です。
筆者はデート相手の男性に「かわいいですね」なんて見た目を褒められたら、「まずい・・・この人が私のブスに気がつく前に、結婚・出産まで持ち込まないと・・・」と大変焦っていたものでした(笑)
このように相手女性の自信の度合いが分からない以上、内面を褒めておくのが無難。かと言って初対面の女性の内面が分かったら苦労はしないですよね・・・。
なので第一歩として、服装・話し方などからあなたが感じとった雰囲気を褒めるのが無難です。もし万が一、何も感じなかった、なんてことがあっても大丈夫。相手が暗かろうが明るかろうが、「感じの良いかたで安心しました」とでも感想を言っておけばオッケー。
評価できる立場だと思ってるの?ぼそぼそ褒めが最適!
自己肯定感の強そうな女性相手であれば、見た目を褒めるのも「あり」です。ただし注意いただきたいのは、評価するのではなく、印象を褒めるということ。
たとえば、顔のかわいい女性がいたとします。
ここで素直に「かわいいですね!」でも悪くはないです。が、ぱっと見てかわいい顔面を有していたら、おそらくその女性にとって「かわいい」なんて挨拶みたいなもの。
「何回言われても嬉しい」と思うことがあっても、心には響かないかもしれませんね。こういった女性に有効なのは、バックグラウンドを褒めること。「上品ですよね。育ちのよさなんだろうなあ」といったように、その人の顔の造詣そのものではなく、しぐさや表情に関する印象で褒めてみてください。
最後のほうを独り言チックに、ぼそぼそっと言うのも心から思ってる感が出てオススメです。これこそまさに、あなたにしかできない褒め方ですよ!じゃんじゃん活用して褒めていきましょう。
やりすぎ注意!ほめ言葉は量より質!
ある程度褒め方をイメージできたら、次は頻度についてです。
真面目なあなたのことですから、褒めなきゃ褒めなきゃという意識ばかりが先行し、語尾が全部ほめ言葉になっちゃうんでは?と心配でなりません。度を超えて褒められると逆にディスられているのでは?と思ってしまうもの。
相手の良いところがどんどん見つかってしまっても、1回のデートでせいぜい2~3点くらいにとどめてください。「優しいところと色が白いところと食べ方がきれいなところとあとコレとアレと・・・」って褒められるよりも、「なにかと好みです」の一言で十分です。
本心を大切に、あなたの褒めテクを磨こう!
女性たるもの、イケメンに「かわいいね~、きれいだね~」なーんて甘い言葉をかけられたら嬉しくなるのは当然です。
あっ、ブサメンのあなた、そんなに泣かないでください!だって、今あなたがしようとしているのは、恋活ではなく婚活ですよね?!もうお気づきかもしれませんが、婚活市場は、見るからに悪いことしなさそ~なあなたに圧倒的有利な戦場です。
結婚してからも悪いことしそ~なイケメンの上っぺらなほめ言葉ではなく、あなたの真心が伝わる褒め言葉のほうが女性の心には響きますよ。
あっ・・・、いくら本心であっても、下心が透けるような褒め方はもちろんNG。ぎりぎりなラインを責めたくなったら、「ちょっと気持ち悪いこと言っちゃっていいですか?」とでもさわやかに言っといてください。多少ハードルも下がるってもんです。知らんけど。