気になる人と連絡をとるようになって迷うのが「敬語いつやめるのか問題」です。初対面で敬語を使ったまま、その後もやめるタイミングが見つからない、話すときも変にかしこまってしまって話しにくい……なんて、困っている人も多いのでは? 敬語のままだとなんとなく、距離もあるような気がしてしまいますよね。
そんなとき、実は女性も敬語をやめたいと思っているかもしれません。敬語を上手にやめるタイミングと方法がわかれば、お互いの距離はもっと縮まるでしょう。
男性がいつまでも敬語だったら女性はどう感じる?
敬語はビジネスや目上の人に対して使うもの。仲のいい友人と話すときに敬語だという人は少ないですよね。どこか堅苦しく、なんとなく相手に距離感を作ってしまう話し方です。
女性にとってもそれは同じ。初対面ならともかく、仲良くなりたい男性がいつまでも敬語だと、
- 私といてもリラックスできないのかな
- まだ心の距離があるのかな
など、不安を覚えてしまいます。
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年上、年下に関わらず、敬語を使える人は「きちんとした人」という印象を与えます。落ち着いて、余裕のある話し方に聞こえるので、女性から見ると安心して一緒にいられる人と感じられます。
では、敬語が安心するという女性の場合、使い続けなければいけないのでしょうか。
そんなことはありません。
信頼関係が築けた後なら、フランクな話し方をしてもマイナスに働くことはありません。むしろ、長い間を敬語で話していたぶん、タメ口になることで一気に距離が縮まったことを、女性も実感できるんです。
敬語を使い続ける女性の心理とは
女性が敬語を使い続けている場合、どんなふうに考えているのでしょうか。
女性もタイミングをうかがっている
相手も敬語をやめるタイミングをうかがっているかもしれません。本当はタメ口の方が話しやすいのに、初対面での敬語が長引いてしまったというケースですね。ここは男性がリードして提案してほしいところです。
距離を縮めたいと思っている
ときどきタメ口が混ざったり、「です・ます」をつけただけの丁寧語になっていたりと、話し方にくだけた様子が見えたら、女性も敬語をやめてもっと距離を縮めたいと思っているかもしれません。
敬語のほうが話しやすく、あまり意識されてないかも
単にそのほうが話しやすいから使っている時もあります。
仕事で年上の人と話す機会が多いなど、普段から敬語が染みついているという人もいます。特に男性が年上の場合、自然な礼儀として敬語で話すことが当たり前になっているので、タメ口では却って話しづらいのかもしれません。この場合だとあまり男性として意識されていないかもしれません。
距離を置いて、仲良くなる気がない
最悪のケースが、相手と距離を置きたいと思っているパターン。
他の男性とはフランクに話しているのに、自分にだけ徹底的に敬語だというときは、残念ながら、お近づきになりたくないというサインだと考えられます。
敬語をやめるのに最適なタイミングと方法は?
敬語をやめてもっと気軽にコミュニケーションをとりたい!と思っても、いきなり話し方を変えるのは勇気が要りますよね。
では、どんなタイミングなら自然に話し方を変えられるのでしょうか。
その1.初めてプライベートで連絡を取ったとき
一番早いタイミングは、初めてプライベートで連絡を取ったときです。
たとえば、連絡先を交換したときなら、
「連絡先交換してくれてありがとうございます!
ところで、お互い歳も近いし、これからはタメ口で話しませんか?」
と自然に提案できます。
その2.3回目以降のデート
1回目は社交辞令でも、3回目もデートに付き合ってくれたとすれば、相手もあなたと仲良くなりたいと考えていると考えてほぼ間違いないでしょう。
「これからもっと仲良くなっていきたいから、お互いに敬語やめない?」と、思いきって切りだしてみましょう。会ったときやLINEなどのメッセージでもいいでしょう。もし、知り合って時間が経っている場合は、「いまさらなんだけど」と前置きすれば、不自然にはなりません。
その3.女性が敬語をやめようといったタイミング
いつまでも敬語で話している場合、女性も距離感や話しづらさを感じていることがあります。もし、女性側から「敬語だと話しづらいから、タメ口にしない?」と提案してくれたらラッキー。お互いの距離が縮まってきた証拠です。
その4.うっかりタメ口を使ってしまったとき
敬語に話しづらさを感じていると、ついついタメ口が出てきてしまうときがあります。ビジネスの場ではちょっとした失敗ですが、敬語をやめたいときにはむしろ大チャンス。
タメ口が出てしまったら、まずは軽く謝りながら、「あっ、ごめんなさい。そろそろお互い敬語やめない?」といってみましょう。これなら、自然な流れで敬語をやめられます。
敬語をやめるポイントと注意点
敬語は礼儀として大切ですが、話しやすい言葉の方がお互いの距離はもっと縮まります。思いきってストレートにいうのが一番です。スパッと切りだしたほうが、その後のコミュニケーションがスムーズになります。
ポイントは、「敬語やめていい?」と伺いを立てないことです。自分勝手で、不平等な言い方になってしまいますよね。自分が話しにくいからというのではなく、お互いの距離を縮めるための提案だと考えてみてください。また、敬語をやめるように強制はしないことが大切です。距離を感じますが、その方が話しやすい、自然に話せるという人もいます。もし断られたとしても落ち込む必要はありません。
話し方は、自分の話しやすさだけでなく、相手がどう感じているかがとても大事。思いやりを忘れずに、お互いに気持ち良くコミュニケーションを取れるようにしましょう!